―暁月夜前 自室―[>>88 首を引き寄せられフェリクスの上に体重を乗せ。身体が密着するような姿勢で情を交わす。幾度も触れた事のある身体はどうすればイイかを、本能で知る程に慣れていて。手の中で揺れる肢体を楽しみ。熱を与えて共に解き放つ。やがて、フェリクスを腕に抱いたまま心地よい眠りに落ちる。本来なら朝までぐっすり眠り、快適な目覚めを迎えるようなシュチュエーションであるはずの夜明けは …来なかった]