[つい警戒が出過ぎて、微妙な雰囲気になってしまった。まだまだ未熟か。おまけに、なんかおっさんににこやかされた。何でだ。] え? ダルのおっさん、出てく気? あーー。じゃ、これ持ってなよ。 無いよりはマシかもだから。[ツレを探しに行くなんていうおっさんを引き留めるべきか悩んだが、ここに立てこもるのもちょっと危ない。考えた末に、ダーツを一本差し出した。聖銀製ではないけれど、弱い聖別を掛けてもらっている。突き刺せば吸血鬼だってひるませる位はできるはず。]