― 書庫 ―
[目的地についたなら、まっすぐに教本が置いてある区画へと]
うーん、ダー…?…うん、ダーフィトだ
[その場にいない教え子の名前をうろ覚え気味に復唱する]
ダーフィトは何が一番向いてるかな…
ああ、これ僕が書いたやつだ。懐かしい……って、この記述古いや、あとで直しとかないと。
血族になってすぐに能力使える子の方が多いから、初心者向けってのがないんだよね……
[紙の香りで満ちたその場所で、一冊とってはパラパラと捲り、気に入ったものは手元へと。
探しものは難航しているようで、しばらくそのまま没頭するだろう**]