― 回想/出発前 ―[一応は落ち着いてくれたようだが。自分もまた、というのは後で改めてにしようと思い、その場では沈黙を通しておく事にした]いえ、その、こちらこそ失礼しました。こんなですが、艦長は軍務総括ヴェルナー・ファサンがその実力を認めて第一水軍の旗艦を任せていた人物で、今回も是非にと使命された者ですから、御安心下さい。[謝られる>>50と慌てて頭を下げ、本人としてはフォローのつもりの言葉を、また真面目に言った後。もう今更か、と顔を上げて]