お星様ってここまでおりてきてくれないのかしら。 あんなにきれいなんだもの、近くで見てみたいわ。[私は少女の手を握っている手と反対の手を星空へと伸ばす。伸ばしても伸ばしても、決して届かないひかり。けれどその時は、叶わないものなんて無いと思っていたから]