人狼物語−薔薇の下国

336 電脳兎の午後のお茶会


【見】 情報部特務部隊隊長 シグルド

[そう、キアラに告げた後。
取り掛かるのは、送られて来たデータの検証と、空間を開くための波長合わせ。
それと共に、休暇で街に出ている部下に、緊急事態につきすぐに戻るように、と連絡を入れておいた。
『後で追加の有給か、現物支給お願いしてもいいんですよねぇ?』とか言われたのにははいはい、と返したりしつつ]

……ふむ。
この波長なら、問題ない、か。

ドックのメインシステムと、こちらのシステムをリンク。
……ラヴィ、スノウ、私の声が聞こえるなら、同調を。

[操作をしつつ、呼びかけるのは『ラヴィ』と『スノウ』。
これに応じるように、ミリアムと共にある真白猫が『はーい、にゃー』と流暢な声を上げていたり、どこかで『はーい、なのよー』という声が上がっていたりしたのは余談として。

複数の思念と、通信波。
それらを複雑に絡み合わせた波形は、電磁波の壁に安定した『道』を穿つ]

(89) 2015/05/30(Sat) 16:51:39 (tukineko)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby