人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


教会の子 コンスタンツェ

―大広間―
[だから一時期、気を付けて見ていたことがあるけれど……分かったのはただ、私はあの子が好きじゃない、ということだけ。
 別に、何をされたという訳ではない。ただ、何を考えているのかが一切分からない。]

[分からないものは……怖い。]

[笑っているのに笑っていない。話しているのに、話していない。
 それが私の、彼女に持った印象。]

[だから。……だから、少しくらい、意地悪しても。
 許されるわよね、牧師様?]

どこへ行くのですか、お嬢様?
それとも、私のような孤児とは、話すのも嫌……?

[傷ついたように、問いかけ、牽制してみせた。]

(89) 2015/05/10(Sun) 19:54:23

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