― 集会場/厨房 ―
……そう。
[あからさまに向けた疑いの視線にも、アルビン>>86は動じなかった。
そして彼にこちらと争う理由はないと言う。
確かに、彼にとっての『人狼』が誰かはもう定まった]
私は、貴方の言葉を信じていないわ。
[けれど、自分にとってみればそうではない。
だから彼の視線が自分になくても、口にせずにはいられなかった]
――ずっと考えていたの。どうして昨夜襲われたのがサシャだったのか。
『人狼』にとって脅威となる存在を考えるなら――それはどう考えても貴方の方でしょう。
[言いながら、言葉の端が僅かに震えた。
襲われる相手に優劣をつけたいわけじゃない。
頭の中で必死にそう言い訳しながら、自身の『推測』を話した*]