人狼物語−薔薇の下国

549 月下薔薇


香草農家 オクタヴィア

― 集会場/厨房 ―

 ……そう。

[あからさまに向けた疑いの視線にも、アルビン>>86は動じなかった。
 そして彼にこちらと争う理由はないと言う。
 確かに、彼にとっての『人狼』が誰かはもう定まった]

 私は、貴方の言葉を信じていないわ。

[けれど、自分にとってみればそうではない。
 だから彼の視線が自分になくても、口にせずにはいられなかった]

 ――ずっと考えていたの。どうして昨夜襲われたのがサシャだったのか。
 『人狼』にとって脅威となる存在を考えるなら――それはどう考えても貴方の方でしょう。

[言いながら、言葉の端が僅かに震えた。
 襲われる相手に優劣をつけたいわけじゃない。
 頭の中で必死にそう言い訳しながら、自身の『推測』を話した*]

(89) 2021/08/06(Fri) 23:45:18

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