人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


王国軍参謀 ギィ

− 東海上 − >>79

[ ゆっくりとした動きで立ち上がり、骨が折れていないか確認する。
その間、バルタは急かすことなく待っていた。場というものを弁えている。

戦士にも格というものがある。
ゼファー兵は武力だけでなく、格も備えていた。
聖者の清貧にも似た環境がそうさせるのだろう。
豊かな国土と引き換えにするのは惜しいものを。]


 続けようか。


[ ギデオンの顔に相変わらずの悠然とした微笑みが浮かべば、固唾を飲んでいた王国兵らも、いくらか安堵したようだった。]

(89) 2019/11/07(Thu) 23:30:40

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