人狼物語−薔薇の下国

453 姫と聖地を守り抜け!


棟梁 ゲオルグ

― キサン→スミ湖の途上 ―

剣はな、どうもこう頼りなくていかん。
おおっと、旦那の腕を信用してないわけじゃねえよ?
けどもっとこう重くて太くてずしっとしてる方が性に合ってよう。

[昔、剣士隊見習いだったという弟子がチャールズの長剣を借り受けて、『こいつはすげぇ』と試し振りしているのを横目に、生粋の大工はそんなことを言う。]

もう避難始まってるのか。
そいつあ手際がいいな。
おっしゃあ。おまえら、とっととこいつらぶちのめすぞ!

[まだ残っていた弟子たち3人ほどに気合を入れ、チャールズと肩を並べて化け物たちに仕掛けていく。
チャールズが繰り出す戦槌の音に愉快愉快と笑った。
自分よりも一回りも年上だが、チャールズの腕っぷしの良さは良く知っている。
酒場での大立ち回りに、さて巻き込んだのだったかどうだったか。]

(89) 2016/11/02(Wed) 00:21:48

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