人狼物語−薔薇の下国

533 R【P】村2


奇術師 ツェーザル

>>71ルートヴィヒ
[ ガタッと椅子が動く音に視線を向けると,銀髪の司祭が立っていた。彼は怪訝そうな顔をする男とカサンドラに向かって,氷の魔術を使ってくれないかと頼む。男は余計に顔を顰めて,司祭を見る。]

(…何で,俺らがそれやんなくちゃいけねぇんだよ。意味わかんねぇ。)

[ しかし,亡くなったのは男の友人とその仲間たちなのだ。本当ならすぐさま断りたかったが,そう言うわけにもいかない。男は,チッと舌打ちすると,答える。 ]

良いぜ。行ってやるよ。まぁ,しかし,俺ら今魔術使えねえんだ。その代わり…

[ 男は,自分が着ているローブの裏ポケットから,何枚か大きな布を取り出す。純白とは言わないが,清潔な布である。]

この裏ポケットは,俺のコレクション部屋に繋がっててな,自分の力で引っ張り出せるものは引っ張り出せる。
この布になら,冷却の魔法がかかってるから,これで良いだろ?
後,手伝ってやるかわりに,ちょっと世間話しようぜ〜♪

[ 男はそう言うと,チラッとカサンドラの方を向く。顔色の悪い彼女を,死体に会わせるわけにはいかない。]

(まぁ,本当ならアイツが行ったほうが良いんだろうが…)

[ 優しいカサンドラが行った方が,きっと…
男はそんな事を考えながら,ルートヴィヒに続く。 ]

(88) 2020/03/04(Wed) 18:36:30

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