人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


流離の勝負師 ディーク

[白く艶やかな扉の向こうから、声が洩れてきていた。


 「身の程しらずの驕りは目に余る──」

   「魔物と取り引きする輩もいるとか」

 「我らが保護するに値せず」
 
   「一度、滅ぼすべきかと存ずる」


語気は鋭いものの、諍う調子ではなかった。
むしろ、慈愛すら感じさせる響きだ。 だが、]

(88) 2017/02/04(Sat) 00:28:25

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby