[ 揮ったサーベルは、蛇の顎を捉えるが、ぬるりとした表皮の表面を浅く斬っただけで、奥までは届かない。恐らくミリアムの魔法がなければ、刃はもっと鈍ったろう ]やっぱり...剣だけじゃ無理、かっ![ ずるり、大蛇はウェルシュを押しつぶそうとするかのように、胴をうねらせ、頭を狙うミリアムに向かっては>>87ガチリと牙を鳴らし、喰いつこうとする ]うわっ...![ 避けようと、身体を右に投げ出すと、ぬるぬるした表皮が足を掠めた ]