人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


飛行士 コンラート

[ トラオムングに向けられた光の槍>>61の姿はコンラートからは見えない。
だが、ざわざわと波打つような感覚が身内から湧いて、その不穏さに操縦桿を握る手が汗ばんだ ]

くっそ…なんだこれ?

[ 単なる予感とも違う、内側から揺らされる感覚。それに気をとられている間に、光弾の一つが翼を掠めて、その先端を破壊する ]

ちっ!

[ バランスは崩れたが、まだ墜落するほどではない、翼を傾け旋回するうち、機体は流れて首都の方向へと機首を向け、視界の端に浮き上がる「箱舟」の姿を初めて捉えて、目を見張った ]

マーレ?

(88) 2017/11/04(Sat) 23:20:25

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