[すぐ近くで、「自室で少し休んできます」>>70という声がしたので
振り向くと、廊下で見かけた>>0:122、>>1:108長髪の青年だった。
彼も避難しそびれたようだ。
...も今さらのように疲れを感じた。
そういえば、と思い出す。
貴重品以外の手荷物をホテルの部屋に置いてきたままだ。
失くして惜しいものは左手首の腕時計と、
コートの右ポケットのタブレットだけだが、]
私も、一旦ホテルの部屋へ戻りたいです。
……ご迷惑でなければ、宿泊エリアまでご一緒しませんか?
[メイン・サロンで何があったかを知りたいので提案した。
相手は頷いてくれるだろうか?]**