人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


シェーンバルト王国王子 カレル

[ちゃんと、ごめんなさいも言った。
ありがとうも言うと、すっきりした。
安心を取り戻してみると、エディが持ち込んだ明かりで照らし出された場所は、それまで気づかなかった不思議な様相を晒していた。

逆さまに貼付けられた絵画。天井に近い扉。
幾何学的な模様が天井から壁へ伸び、シャンデリアは床に釘付けされている。]


 おもしろいね!


[エディは「儀式に使う場所かもしれない」と言ったけれど、7歳の少年の目にはからくり部屋としか見えず、また後で遊び場として連れて来てもらうことになったのだが──]

(88) 2014/09/16(Tue) 18:40:56

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