[ちゃんと、ごめんなさいも言った。ありがとうも言うと、すっきりした。安心を取り戻してみると、エディが持ち込んだ明かりで照らし出された場所は、それまで気づかなかった不思議な様相を晒していた。逆さまに貼付けられた絵画。天井に近い扉。幾何学的な模様が天井から壁へ伸び、シャンデリアは床に釘付けされている。] おもしろいね![エディは「儀式に使う場所かもしれない」と言ったけれど、7歳の少年の目にはからくり部屋としか見えず、また後で遊び場として連れて来てもらうことになったのだが──]