はは。別に悩んじゃいないが、効くってなら歓迎だ。
それに、あれだ。
美味い飯も、どこで獲れた食材だとか、どんなふうに料理してるだとか、何で美味いのか解説してくれる奴がいれば、より美味く食えるだろ?それと同じだな。
だからおまえみたいな奴がいてくれると嬉しい。
[屈託なく笑って、直球を投げる。
年のころは、たぶんおんなじくらいじゃないかな?]
学校と名のつくところに行ってたのは、ずいぶんと前だな。
周りはもう慣れてるから、なにも言わねぇ……いや、小言は言われるか。
――ああ。ありがとな。
おまえも十分、"良いもの"だよ。