あァん?あの顔……どっかで見たな。[対峙していた青年の傍へと降り立つ魔導師>>86を見て、男は首を傾げた。見た、というよりは誰かに似ている、という感覚。先程聞いた声も記憶を微かに揺さぶるものだった]…っとぉ。なーにやってんだお前ら、んなもん振り払ってさっさと進めろ![降り下りてきた棘が荊の蔓となり、城壁に取り付こうとしていた部下達に絡みついていく。男自身が城壁へ上るために足場にする予定だった部下達まで捉えられ、苛立ちを含んだ声で檄を発した]