──…貴女の仰る通りです。この書には条件を記してはおりません。条件については、正使を差し置いて私の口から申し上げることは出来ません。[差し出した書状が写しであることも含め、色好い返事を得られるとは思っていなかった。相手の反応は想定内ではある。けれど、想定外もあった。この巫女姫がただの傀儡ではないと言う事だ]