― 更に後日 ―
シュテルンくんやーい、カークさんやーい、真白さんやーい、真黒さんやーい
[服装は動きやすい物、手にはバスケットと杖を持ち、風精の力を借りて小島へと降り立つ。]
遊びn……んん、様子見に来ましたよー
[ひゃっふい、と本音を漏らしながら口にする。
家についている精霊の契約移譲されたものの、宮廷に士官していないため、少なくて一か月に一回、多くて半月に一回の割合で訪れていた。
……まぁその内、公子に首根っこ掴まれる予感はするが。]
今日はですねー、西の国のお菓子と月餅持ってきましたよー。あと果実酒や果実を絞った物とか。
[細やかな、本当に細やかな奉じの捧げものも兼ねて。
少女は闘う腕がまだまだ未熟なため、手合せはトールと公子に任せていたから。]
どうぞどうぞー、なのです。
[少女はにぱー、と笑った。**]