― 神域への門 ―[神域への門の封印。封印自体は守護者が行うものの、それに魔力を沿わせて。封印の後、守護者と巨狼の戯れを横目に見つつ、王は調査隊の面々を見回した]……さて、と。無事、調査と事後処理は終わった。後は、境界線の向こう――ぼくらの生きるべき地へ、戻るだけ、となったんだけど。[ここで王は一度言葉を切り]