[癖のような仕草で隠された空色は、刹那、帽子の下で静かに見開かれることとなる] …………ッ![感じた。否、正確には、消えた。先程まで辿れていたシルキーの気配に、生じた違和] 失礼、"異常事態"です。[にこりと二人へ微笑みを向けると、扉を押し開けて廊下へ飛び出て駆けていく。最後に彼女を感じることが出来ていた、城の一室まで**]