[ ふわり、粉雪が舞い降りるように現れたスノウに。>>50
亡骸の名前を聞いた。
ネッテにゃん、と呼ばれるものの、呼びにくくないのかと常々思う。 ]
………カシム少佐。
[ 教えられた名を呟いて。
副艦長によって付け加えられっるパーソナルデータを聞いていた。>>57
彼と親しくない自分には、それほど大きな感慨は浮かばなかったけれど。
遺体を調べるガートルードを眺めつつ、手を合わせた。
弔う気持ちは、あったから。 ]
ええ、お願い。
……暴走しているから、
ドロイドは使えないんじゃないの?
いいわ。私が連れて行くから。
[ ぼんやりと、悲し気な青い瞳のホログラム。
撫でようとして、……ためらった。
私なんかが、撫でる訳にはいかない、この船のガーディアンを。 ]