[ストール越しとは言え、強力な麻酔液を吸い込んだ獣は男の一撃を受けて完全に沈黙した。もう動かないのを確認すると、ゆるく息を吐き出して]…やれやれ、随分と手こずってしまったね。助力を下さりありがとうございました、公子。[リュックから出した中和液をストールに振りかけながら、フォローを入れてくれた公子に感謝を述べた*]