外見は幼子には見えぬ。
しかし、汝の操る言の葉は、幼子を連想させる。
[子供に見えるかとの問いかけに>>76、素直に思ったままを口にする。
外見と言動、そちらで判断するのが正しいのか、わからないのだ。
昨夜、彼と会話でもしていれば、不思議にでも思ったかもしれないが。
手際よく料理をする様子を、感心したように眺める。
自分も料理はするが、もしかしたら自分よりも手際がいいのかもしれないなんて考えながら。
空腹により、周りの騒がしさはあまり気にならない様子で、他にも朝食を摂りに来た男女がいたり、耳と尻尾の生えた神父やミニスカートの精霊使い――いや魔法少女というべきか?が通り過ぎたのも気づかず。]
クレメンス?それが汝の与えられし真名か?
では、この繊細に彩られた食卓の礼に、希望通り"くーちゃん"と呼ばせてもらおう。
(訳:クレメンスさんですね?
では、お言葉に甘えて、くーちゃんって呼ばせていただきます。)