[そんな折か、酒の席から数名、唐突に離脱する者達が現れる。何事か、と瞳を瞬いていると、結構な近場から破壊的な音程の鼻歌が聞こえて来た]───!? ちょ!なんっ!?艦長てめ!! なんつー音痴!![その時傭兵部隊を艦長として率いていたタクマから発されていると気づきはしたものの、耳を塞いでいるために実力行使で止めることは叶わない。逃げた同僚を追いかけるようにして席を立ったため、その後に起きた騒動は後から聞くことになった]