人狼物語−薔薇の下国

340 下克上の服従試験


殭屍 アレクシス

[女神ノ身体を揺らさないように、一段、一段シっカりトしタ足取りで階段を踏みシめナがら。思い返すのハ、先程渓谷で言われタ言葉。>>51]

 魔道書ダが、……矢張り、見つカってクれナいト。

 ………、もうすぐ誕生日ナんダろう?
 一つの”区切り”とシて、そノ日までにハ欲シいじゃナいカ。

[急ぐ必要ハ無い、ト。そう她は言うけれど。
僕とシてハ――どうしても、她の次の誕生日までに、其れを手に入れタカっタのダ。

一度死に、そシて蘇っタ僕ノ持っている選択肢は、タっタ二つ。
呼び出シタ主であるこの女神ト共に、”永遠”を過ごすカ――或いハ、いつカ”女”とナってシまう前に、この女神と共に”滅びる”のカ。

何方でも良いと、そう思っていタ。今まで愛しタ幼娘達ダって、長クても二年程しカ共に過ごすこトは無カっタのダカら。
どうせ、一度死んだ身ダ。一目見て惚れ込み、そシて二年間ひタすらに思い続けタ女神と共に滅びるのナら、別にそれても構わナいト。]

(87) 2015/06/03(Wed) 20:21:06

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