人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


舞踊家 ソマリ

[自然の光沢を帯びた長い黒髪を指で弄び>>74
良質な髪を保つ秘策の元は、高級な櫛だった]

  そうなんだ。
  外遊びが好きなわりに、きちんと保湿されてるから

[指を通したところで枝毛に流れを制されることもない]

  なんの色も混じっていない黒もいいねぇ、
  
[なににも染まらない漆黒の似合う彼に、そう感想を。
耳の前を降りる人房を掌につまみ上げると、
微かに硝烟の匂いの残る毛先に、そっと唇を落とした]

  執事。はは、いいねそれ
  確かにそんな感じする。

[調理番といってしまえば味気こそ失せてしまうが、
ギィの口から漏れた執事、という響きは気に入った。
アールグレイとコケモモの柔らかな香りも相まってか、屈託なく笑う] 

(87) 2013/09/28(Sat) 12:07:14

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