人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


碧眼 シルキー

[青年に背を向ければ、後ろで何かを自分に言い聞かせるように呟く声>>83が聞こえたが。
少女は、それ以上の言葉を紡がない。
青年の求める答えを、きっと少女は持ち合わせてはいないだろう。

自分を招き入れるように開く古城の門をくぐる。]

……

[ひく、と鼻を鳴らすと、沢山の血の匂いが混じったような、どろりと淀んだ匂いが微かに鼻をついた。]

同族が、たくさんいるのね。
少し、お城の中を散歩してみようかしら。
きっと「イベント」参加者のかたにもお会いできるわ。

[少女はどこか楽しげに呟いた。
『お父様』に大事に大事に教育された少女は、いわば箱入り娘。
『お父様』以外の同族と親しくなったことなどなかったのだ。

気の向くままに足を運んで、辿り着いたのは1(2x1)
1.お茶会の間   2.廊下]

(87) 2015/01/29(Thu) 20:28:06

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