[ゾフィのジョーク混じりの口上と共に舞った指先>>76に、
まさかと思って眺めていれば。
慣れない手つきで、林檎を剥き始めたコッペリア。
ゾフィが指先を動かして操っているのだろう様子だが、何度目にしても、まるで人形が”生きている“かのような動きに目を瞠る。
ややって、ゾフィが用意してくれた、温かな飲み物を二つ手に取れば。
足元で期待に満ち満ちた瞳を輝かせ、ワン!と催促する、
白い犬に「少しだけだぞ」と苦笑しつつ、
幾らかのおやつも、カップのソーサーに乗せる]
ゾフィと…コッペリアも、ありがとう。
本当におつかれさまだ……色々と、な。
まさか、コッペリアが料理まで出来るとは思わなかった。
やっぱり見事なものだな。
[腰掛けたコッペリアの傍ら、壁に凭れるゾフィ>>77に、
小さく微笑んで労る言葉をかけ。この状況の最中にあって
恐らくあまりにも自然な様子で、左手に持った方のカップを、
勧めるように差し出した**]