[レトの血が銀樹を這う水へ混じる>>81。 切り裂かれた腕に出かかった言葉を呑み込んで、銀に接がれたように赤い枝が伸びゆく様を見] ありがとう……多分これで――[振り返り、見据えるのは相柳の九頭。 幾らかは傷付きつつあるも、まだ内なる陰気を晴らすには至らぬそれへ、宝剣の切っ先を向ける] 絡みつけ![血に混ざる金気が銀樹へ馴染み、更に生み出される水気が浄化の力を増し。 互いにその力を高め合いながら、相柳向け伸びてゆく**]