……あー、まあ。 実戦に関しては、そうですが。[戦場での習いを身に着けるには悪くないだろう、と。さらりと返され、苦笑が滲んだ] やれやれ、敵いませんねぇ……。[普段、のらりくらりとしている理由――政争の中で足元を掬われぬよう、突出もせず、しかし、落ちきらぬ均衡を保っている事。そこを知る相手には、常の態度も通用せず。結果、先方の望むとおりに預かる事となったのだが]