『……ま、俺の本音は、こいつの一番奥にしまっとくから。
お前はてきとーにネタ積んどけ。
……まかせっから』
[そんな風に言って、笑って。
彼の魔王の事はどうするのか、という問いには肩を竦めた]
『……取りあえずは、見てるしかねぇだろ。
俺たちだって、俺たちの生活建て直さにゃならねぇし。
何より、さ。
……みてみたい。からな。
奴さんの『国造り』の果て』
[その先で、再びぶつかる要素が生じるならば、その時は再び動くから、と。
そんな意志を滲ませつつ、初代勇者ノヴァ・ラトグリフはにやり、と笑った。**]