[ 彼女に姿を見られているとは思わない。>>41
だから、別段普段と変わりない態度で言葉を交わすだろう。
『 人狼 』による被害、そう呟かれた言葉には、怯えのような色、そしてそれを憎まんとするかのような鮮やかな怒りと憎しみが込められているように思えた。
ばつの悪そうな顔を浮かべた彼女に、小さくため息を吐いて。>>43
了解しました、それだけを告げる。
余計なことは言わなかったが、彼女の性格を考慮すれば致し方ないことに思えたから。 ]
ええ、武器類では
このような抉ったような傷は付けられませんから。
それに、この狭い船の中、
わざわざ心臓を抉り出して
保管もしくは廃棄するなど
犯人を主張するものでしかありません。
おそらく、……食べたのでしょう。
そういう種族、なのですから。
[ 淡々と語っているようで、その実はどこか狂信めいた光を纏う。
まるでその行為を肯定するかのような、推奨するような、そんな。 ]