人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


闇桜の魔 蒼月 フィオン

[名を得た若木は幼子の姿を持って具象し、名づけの主たる如月の君の傍仕えとしての任を鬼神より与えられ。

次なる王華の選の時までは、鬼神の領域にて平穏な時が紡がれていた]

[平穏が喪われしは、王華の選の後。
鬼神の従華として添うた如月の君が命を落とし、寵姫を喪った銀の鬼神もまた散り果てた。

鬼神の眷属たる桜木が枯れ果てる中、唯一残りしが、如月の君より名を賜りし若木。
若木は領域に残る力を己が身に蓄えた後──『譲葉』の地に文字通りの嵐を巻き起こした]

(86) 2015/10/06(Tue) 23:26:32

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