[自警団員が告げた言葉を、アルビンは聞いていただろうか。どちらにしろ、立ち止まってなどいられなくて、無意識の内に駆け出していた。] わ、私、二人を探してきます……![アルビンは着いて来ただろうか、否か。彼女の姿は、人が多く集まるであろう広間へと消えて行った。]