[広間に行く間際、別の女が自己紹介と共にやってきた>>78。
カサンドラ・セイアー、セイヤーと言えば、将軍の名前だったか、とぼんやり記憶している。
そんな彼女の自己紹介を聞いて、思ったことを堂々と正直に口にしてみよう。]
ふーん……皆様素敵な愛を育んでくださいね、ねぇ。
恋愛学びに来たのに、他の奴らに素敵な恋愛しろと? 随分他人事だねぇ。
そーゆーのは、他人から見て学ぶもんじゃねぇよ。
[ふん、と鼻を鳴らし、にたぁとした見下すような笑みを浮かべたら、踵を返せば速い足取りで広間を後にするだろう*]