人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シェットラント

[サッと日を遮って影が過ぎった>>18
顔を上げて、その姿を窓の外に確かめる]


…ソマリアラン兄さん。

[竜ではなく、その背にある人の名を──古い呼び名を呟いた。
今、人前でこの呼びかけをすることはない。
それはソマリアードに対しても同じだ。
それを、騎士として一人前の礼節と青年は考えている。

幼い頃から兄と呼んで慕った双子。
今その片割れは、呪を受け斃れ伏している。
その呪を解く術を、シェットラントは持っていない。
”あの時”と同じだ。死霊魔術を止められなかった、あの時と]

(86) 2014/03/27(Thu) 14:03:20

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby