[そして、戦場北では新たなる敵軍>>77が合流し、戦線は敵味方入り乱れる形となっていた。
縦横無尽に駆ける自軍騎兵隊は、それが先ほど王都前で顔を合わせた部隊であると気付く。
先ほどは遅れをとったが、今度はそうはいかない、そんな気合に満ちていた]
[南下に合わせた斉射>>78を見るや、馬首を変えて矢雨の只中を駆け抜けるのを避ける。
いくらか流れ矢を貰ってしまったが、足を止めるほどではない。
駆ける軌道を東へと向けたことで、敵騎兵隊を捉えることは出来ず、一度北上しようとした矢先、隊の左から
各々武器を振るい応戦するも、チャールズの隊からは離される一方。
そのため、精鋭を率い飛び出したチャールズ>>72を妨害することは出来ず、抜かれてしまうのだった。
その後は一度東へと引き、隊を整えてから今度は