―グランツェルツ橋―
[船団は甚大な被害を受け逃走を始めていた。>>78
元の兵力としての運用はもはや出来まい。少なくとも、与えた損害を見れば十分と言える状況だった。
そしてエディが大きな魔法を放ったのを見。>>76
船から指揮官が飛び降りたのを確認して>>80から、少しして。
クレステッドはエトヴァルト>>84の近くに降り立ち、拍手する]
エトヴァルト。見事な初陣、ご苦労だった。
奴らには十分に損害を与えたと言えるだろう。よくやってくれた。
[まずはエトヴァルトを労い、評価し。
だがここで僅かに表情を曇らせ、調べてきた事実を告げる]
しかし残念だが……これは陽動に間違いないな。
あれだけの船が来てはいるが、ほとんどの船にはただ岩が詰め込まれているだけだった。
使えないように幾つか潰してはおいたが……
恐らくは、別にいる本隊に目を向けさせないための目眩ましだろう。