まあ、一応命にかかわるような大事にゃならんと思うが。……さすがに、式典に来てどうの、ってなるとややこしいし、ほんと、気ぃつけてなー。[気を付けて、という言葉にやや真面目に返した後、再び湖面の岩伝いに渡り廊下へ。欄干を飛び越えて着地すると周囲をぐるりと見回し、音もなく走り出した]