[此方の言葉とは裏腹により一層、怯えの色を濃くする彼女>>66]別に、とって食おうとしている訳じゃない。[むしろ、此処に集まっている連中は誰も彼も自分の天使をどうやって愛でるかそんなことしか考えていないような連中ばかりなのだが。先程から聞こえてくる魔王のそれとは違う声を思い出しながら唇を噛みしめる彼女ににこりと微笑いかける]