ー回想/昨日・カレルとー
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シルバー・メリーに乗って、カレルとすれ違う事は何回かあったが、最初は気付いていなかった
だが、話した時…彼女の瞳がハッと見開かれた時>>3:213
いつかの少女であると確信した
空色の瞳を持つ少女であると。
それでも自分を“俺”というカレルに>>3:216何か事情があるのだと察し
“もしかしてあの時…”その言葉は喉元まで現れ飲み込んだのだったか
今“俺”と自分を言うのなら、こちらもそうしようと
彼の口ぶりからは>>3:216真面目な性格が伺えた
歓迎するように微笑む相手に対し、こちらもニコリと微笑みを返したのだったか
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