[ペーターとパメラは扉の向こうだ。そして、扉の前で狼狽する青年。]ヨアヒム。……貴方、生きていたのね。[今日は犠牲者は居なかった。だからヨアヒムが生きているのは当然だった。言いたいのはそういう事ではない。クララは言葉を続ける。]人狼だと間違えて、無実な人間を殺しても、貴方は生きてるのね。