[二人は見つからず、他の兎も、という二人の報告に、重圧が心にかかり。](それって…ここにおるってことなんか、狼が?!)[けれど顔にはださずに、二人をねぎらう。少しばかりゲルトが喜んでくれた>>79のが、幸いだった。][夕食の後、皿を洗い、一息つこうかという頃。突然、いや必然だろうか、投げかけられたタクマの言葉>>68に、カスパルが激高する様>>77を眺め。](――確証は? なぜ、そうと言える?)[そう、タクマに言いかけるのを押しとどめて、二人の様子を見守る。]