―クリーク砦:出立前―
おう、そりゃ頼もしいぜ!
がっはっは!
[>>63 ぐっと突き出す小さな拳。
それにそっと重ねるようにして、此方も拳を突き出す。
こつんと拳同士がぶつかり合う。
想いは、それで伝わっただろうか。]
流石「熊殺し」なだけはあるぜ。
……でも偶には、クマには優しくしてくれな?
[小さくそう言った冗談は、彼女に伝わっただろうか。
そう言った背景には、キュベルドンの森で暴れてしまった過去への、多少の罪悪感がある。
今でこそ更生したとはいえ、彼女たちの住処を荒らしたことは変わりないのだから。]