サバイバル……というか、父が好きで、軍に入る前は家族でよくキャンプに行きましたし、ボーイスカウトにも入ってました。
軍でも結構鍛えられましたし。
今日は天気が良くてラッキーでしたよ。じゃなかったら、即座に迷子でしたね。
[>>83彼の賛辞に嬉しくなり、思わず笑顔が出る。
彼が自分が作ったものを口に運ぶのを見て、しかめっ面をしなかったのにほっとした。]
…了解しました。明朝まで待機します。
出歩いたりしませんよ、明日以降、どれだけゲオルグさんにシゴかれるかわからないのに。
[明日までの自由時間と言われても、狼がいるのなら火の番をしながら交代で休むべきではないのだろうか、と思うが彼はそう口にしない。
狼が出るのはあくまでも噂なのだろうか。
彼が本を閉じるのを、なんとはなしに見ながら、口にされた言葉に表情が固くなった]