― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―[大雑把な指示を出した後、ぐるり見回せば目に入るのは異国の旅人>>76の姿。彼女がシュタイフェに乗る事になった、裏の経緯は知らないものの。出発間際にその旨通達してきたユウレン国宰相は、『大事ないとは思いますけど、気を配ってくださいね』と言い置いていった。何故か笑顔で。だから、何かあるんだろーなー、程度には思っているが、特に追及する気はなく]やほーい。調子、どーお?そろそろ慣れた、ウチの空気?[かける声はいつもと変わらず物凄く、軽かった]