人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】宮廷画家 ローレル

― しばらく後の話 ―

[  激しい雨粒が窓を叩いている。
  客室でもなければ、
  使用人の泊まる部屋でもなく、
  人一人が暫く居るには丁度いい
  王宮の一室に、今は人の姿は無い。


  只、机の上にぽつねんと
  折られた筆と一枚の絵だけが在る。


  古めいた紙切れ>>2:183
  長い間仕舞い込んであったように
  日に焼けては居ても傷んではいない。

  それは独特の色遣いと線で描かれた
  夜明けの空を飛ぶ鳥の傍に沿うように
  一羽の白い鳥が書き足された* 絵だった *  ]

(83) 2017/05/01(Mon) 13:57:01

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