エレオの、方こそ…サシャの矢の怪我、痛みはない?
女の子、だからなぁ…よかったら…エレオの時間のある時に、
一応、傷痕が残らない処置もできるからな。
[生死のかかった状況で、傷痕が云々どころじゃないだろうのは
承知で。まあ、半分くらいは、俺でよければ何かあったら
いつでもおいで、的な口実みたいなもんだ]
あー、あと、何か血になりそうなもん、
食わしてくれると、ありがてぇなあ。
[エレオの無理のない時があったら、でいいからねと告げて。
微睡みの後、身を起した時の”寝てなよ!”という眼差しには、
やや気まず気ながらも、だいじょぶ、ありがと、と頷いた]